電験三種の「合格率」は,「合格できる確率」ではありません

「電験三種の合格率は,約10%である」などとよく言われます。

別の言い方として「10人に1人しか合格できない」というのもあるでしょう。

すると,人によってはこう考えるかもしれません。

「自分が電験三種を受けたとしたら,合格できる確率は10%なのか」

もちろん,これは誤解です。「確率」の話ではありません。

電験三種は入学試験ではないのですから,定員はありません。

ですから,合格レベルの実力が付いた方は合格するし,そうでない方は合格しない,というだけのことなのです。

※まれに「合格レベルの実力があるのに,惜しくも不合格になった」という方がいますが,そのような方は翌年合格します。

 

講習会に関しては,「その講習会の合格率」を気になさる方もいらっしゃいます。

ある年の無料体験教室で,合格率が書かれたプリントを閲覧していただいたことがあります。

そのプリントには,たとえば理論科目の合格率として8割を超える数字が印字されていました。

しかし,それを見て「自分がこの講座の理論科目を受講すれば,8割を超える“確率”で合格できるのか」と誤解されては困るのです。

実力が付いた方は合格するし,そうでない方は合格しない,というだけのことなのです。

 

安くない受講料を払うのであれば,講義内容が自分の求めているものに合致しているかどうかを,事前に確認したいところです。

電験三種の講座では,無料体験教室を3回開催いたします。

「どの程度の大きさの黒板を使っているのか」「机は一人でゆったりと占有できそうか」といったことも確認していただけるでしょう。

ご興味のある方は,「予約する」ボタンからご予約のうえ,お越し下さい。

お待ちしています。

では。