電験三種,「初学者向けの目隠し」のメリットとデメリット
初学者向けの書籍(電験三種の参考書や工業高校の教科書)を見ていると,気になることがあります。
それは,「初学者には難しいだろうから,この部分は見せないでおこう」というような,いわば「初学者向けの目隠し」がかなり施されていることです。
もちろん「初学者向けの目隠し」を施すメリットはあるでしょう。
「目隠し」のおかけで初学者は,“いたずらに難しい内容”に気を取られることなく,学習を進めることができるはずです。
「目隠し」はあちこちに施されていますが,特定の「目隠し」に関しては「目隠しをすることのデメリット」が大きすぎると感じます。
つまり,「目隠し」を外し,(少し難しいかもしれないが)そこをよく見る(=理解する)ことで,一気に見通しが良くなるケースがあるのです。
また,その「目隠し」を外して学習したことが,後に学習する「より複雑な内容」においてとても重要な役割を担うこともあるのです。
当講座(電験三種)では,「この目隠しは外した方が良い」と判断したものについては,躊躇なく外しています。
つまり,当講座を受講された方は,初学者向けの書籍で勉強しても知り得ない内容をいくつも学習することになるのです。
電験三種の無料体験教室では,皆さんにとって見慣れた記号が「本当はどういう意味を持っているのか」について学習します。
これは,初学者向けの書籍ではほとんど説明されていない内容です。
いってみれば「初学者向けの目隠し」が施されているわけです。
しかしこの「見慣れた記号」の本当の意味を理解しないかぎり,正しい電気回路理論を構築することは出来ません。
より複雑な回路理論になるほど,この「見慣れた記号」の本当の意味が,重要な役割を担うことになります。
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