昨日は電験三種:理論(答案練習)の講義を行いました

昨日は電験三種:理論(答案練習1/解答・解説)の講義を行いました。
参加していただいた皆さま,ありがとうございました。

昨日の答案練習は,「理解を確認するためのテスト」というよりも「勉強の一環として,頑張って問題を解いてみる」といったものでした。

「一度トライした問題」については,「再度,自力でできるかどうかやってみる」ことがとても良い復習になります。

少なくとも答案練習でトライした問題については「再度出題されたら必ず仕留められる」と思えるまで復習してください。


また,本日は沢山の質問が出ました。

その中には「電気を扱ううえでの,常識的な感覚」とでも言えるようなものがいくつもありました。

あのような話は「電験の受験対策」としては話そうとしないことでもありますので,そのような話を引き出せるかどうかは「受講される方々の手腕にかかっている」とも言えます。

遠慮なく「つっついて」みてください。
つっつけば「何か出てくる」かもしれないのですから。


講義で説明されたことに触発されて「たとえば,このように考えたってよいのではないか?」と仮説を立てて思案することは,とても有意義なことです。

たとえその仮説が「正しくなかった」と判明したとしても,「正しくないことを“正しくない”と理解する」ことは「正しいことをより深く理解する」ことにつながるからです。

少し示唆的なことを書けば,

  • 物理法則は,状況によらずいつも成り立つのだけれど,
  • 物理法則の知識を利用して何かを簡単に調べられるかどうかは,状況による

ということになります。


頑張ってください。