電験三種講座,講義紹介:法規2(計算問題〈法令・施設管理〉)
予約受付を開始した講義について,簡単な紹介を書いてみたいと思います。
あくまでも「簡単な紹介」ですので,講義で扱う全ての項目に触れているわけではありません。
法規科目の2回目は「計算問題〈法令・施設管理〉」です。
法規科目における計算問題の重要性
法規科目は(理論科目や機械科目に比べれば)合格しやすい科目だとは思いますが,「場合によっては足をすくわれかねない,危険な科目」だとも思っています。
指導していて「この方の実力であれば今年合格するだろうな」と思っていると,「法規を落としました」という報告が入ることがあります。
法規科目は,
- 全体の問題数が少なく
- 論説問題の割合が高い
がゆえに,「知らないテーマの論説問題がずらっと並んでしまった」場合にはあっという間に窮地に立たされてしまいます。
そんななか,「実力通り得点できる」計算問題の重要性が際立ってくるのです。
理論科目では「計算問題が多いから,計算問題が重要」と考えますが,法規科目では「計算問題は少ないけれど,計算問題が重要」と考えたほうがよいのです。
さらに具体的な考え方については,講義で説明いたします。
計算問題
典型的なテーマについて,ひととおり学習します。
法規科目で初めて学ぶテーマもあるでしょうし,機械科目や電力科目ですでに学んだテーマもあるでしょう。
ここでも「科目間の相乗効果」を生かして,効率よく学習したいものです。
ちなみに,法規科目はなるべく「早めに」合格したほうがよいです。
※1年目,2年目と科目合格していき,3年目に法規が残っている場合にははかなりプレッシャーがかかることになりますので…。
そして,「早めに合格する」ために重要となるポイントが「計算問題をマスターする」ことなのです。
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