電験二種 2次試験後の過ごし方

電験二種2次試験を受験された皆さま,お疲れ様でした。
手応えはいかがでしたでしょうか。

手応えに応じて,今後の過ごし方を提案いたします。
参考にしていただければ幸いです。

1.手応え十分! 合格できそう!

合格発表まで結構待たされますので落ち着かない日々が続くかもしれませんが,さほど気にもならないでしょう。

合格発表よりも先に,雑誌の解説記事や試験センターの公式解答例にて(すくなくとも)計算結果の突き合わせはできます。
計算結果が全てあっていれば,落ち着いて合格発表日を迎えることができるでしょう。

なお,電験二種に合格しても「電験すごろく」は終わりません。
しかし,電験一種に挑戦するかどうかは慎重に検討されることをおすすめします。

わたしが電験一種に合格できたのは,幸いにも電験二種に合格した翌年でした。
しかし人によっては合格までにかなりの年数を要しますし,場合によっては電験一種への挑戦を途中で諦めることになります。
慎重にご検討ください。

2.ミスさえなければ合格点をとれていたのに!

ミスは悔やまれますが,時間は戻りません。
今から何かをしても,今年の試験結果は変わりません。

早めに気持ちを切り替えて,来年の2次試験合格を目指したいところです。

では,どんな勉強をしたらよいでしょうか?

「2次試験でミスした」のだから,今から「2次試験の答案作成練習」に励みますか?

個人的には,今から半年ほどは「試験対策」という考えを捨てて,

  • いままで引っかかっていたテーマについて勉強しなおしてみる
  • 苦手なテーマについて,じっくり時間をかけて取り組んでみる
  • 試験に出る出ないにこだわらず,包括的な勉強をしてみる

といったことをお勧めします。

もちろん,その半年間の間に1次試験対策を並行してやってもよいと思いますし,腕が鈍らないように(たまには)答案作成の練習をしてみてもよいと思います。

3.全く歯が立ちませんでした…

このような方は,まだ2次試験対策の勉強をする段階に来ていません。

今の状態で「2次試験対策の勉強」をしても,時間とエネルギーの無駄使いになると思います。
これは,個人的な経験や,いろいろな方を見たうえでの意見です。

おそらく三種レベルの内容があまりマスターできていないものと思われます。
勉強すべきは電験二種の内容ではなく,電験三種の内容です。
三種の内容を自分なりに掘り下げて勉強してみてください。

以下の記事が参考になるかもしれません。

【電験二種合格のための,電験三種学び直しガイド】


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