電験三種・電験二種,「基礎を体系的に学びたい」方へ

昨年の今頃,『電験三種・電験二種:基礎を「誰から」学ぶか』というテーマで短い文章を書きました。

【電験三種・電験二種:基礎を「誰から」学ぶか】

今読み返しても「同じことをお伝えしたい」と感じますし,その思いが昨年よりも強くなっているというのが正直なところです。

今年は切り口を変えて,勉強する方のニーズに関して書いてみたいと思います。

相対する2つのニーズ

電験三種・電験二種の学習をするにあたって,(表面的には)相対する2つのニーズを挙げることができます。

  • なるべく短時間の勉強で,サクッと合格したい
  • 電験の勉強を機に,電磁気学や回路理論の基礎をじっくりと体系的に学びたい

「どちらが良くてどちらが悪い」ということはないと思います。

単に「ニーズが異なる」だけなのですから。

また「多数か少数か」という観点でいえば,「なるべく短時間で」というニーズの方が多数で,「基礎を体系的に」というニーズの方が少数だとも感じています。

しつこいようですが「多数が良く」て「少数が悪い」わけではありません。

単に「ニーズが異なる」だけです。

教材等の選択肢は増加傾向

近年(とくにここ2~3年),教材等の選択肢はとても増えていると感じています。
※ここでは講習会なども含めて「教材等」と呼ぶことにします。

  • (有料の)参考書
  • (有料の)動画教材
  • (有料の)講習会
  • (無料の)インターネット上の記事・情報
  • (無料の)インターネット上の動画

いずれもが「増えている」と感じています。

もちろん教材等の選択肢が増えることは「単純に良いこと」だと思っていますし,「良いことであって欲しい」とも思っています。

しかし「基礎を体系的に学びたい」というニーズをお持ちの方にとって,状況はかならずしも良くはなっていません。

教材等の選択肢が増えることによって,自分のニーズと合致する教材等に巡り会うことがむしろ難しくなったはずです。

聞いた話なので詳細を書くのは避けますが,長きにわたって「基礎を体系的に」というニーズを持った方々の受け皿となっていたであろう電験の「予備校」が,今年をもって閉校するのだそうです。

つまり,教材等「全体」の選択肢は増えていたとしても,自身のニーズに合致する教材等は減っている可能性すらあるのです。

当講座の位置づけ

「電験塾 佐藤教室」は2011年(平成23年)に開講しました。

開講してからずっと,「基礎を体系的に学びたい」という方のニーズにお答えできるような講義を展開してきたつもりですし,今後もそのようなニーズをお持ちの方々の受け皿として頑張っていきたいと思っています。

「基礎を体系的に学びたいのだけれど,なかなか良い教材等が見つからない」とお感じの方は,当講座をご検討いただければ幸いです。

ちなみに当講座の電験三種講座は,電験三種の合格を目指している方はもちろん,以下のような方々にも受講していただいております。

  • すでに三種には合格していて,二種に挑戦中の方
  • すでに三種・二種1次には合格していて,二種2次に挑戦中の方
  • すでに三種・二種に合格していて,一種に挑戦中の方

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