電験三種の勉強に挑むための準備
英語の単語や文法の勉強を始める際に,もしも「まだアルファベットがよくわからない」という状態だったらどうでしょう?
勉強はスムーズに進まないだろうし,頑張った割に成果が出ないことは自明でしょう。
電験三種の勉強を始めるにあたっても,同じようなことが言えます。
つまり,電験三種の勉強を始めるにあたって必要な知識や学力が備わっていないと,勉強はスムーズに進まないし,頑張った割に成果が出ないということになります。
では,「電験三種の勉強に必要な知識や学力」とは,具体的にはどのようなものでしょうか?
人によって頭に浮かぶものは様々でしょう。
ここでは一つの目安を提示したいと思います。
電気の知識・学力
これは,「第二種電気工事士試験の計算問題がスラスラ解ける」というレベルでよいでしょう。
ご存じの通り,第二種電気工事士試験の計算問題は,電験三種の問題にくらべてかなり易しいですから,これらの問題で四苦八苦しているとなれば,電験三種の勉強をすることは難しくなってきます。
なお,電験三種の法規の問題に,第二種電気工事士試験の頻出テーマがよく出題されます。
そういう意味でも,第二種電気工事士試験の勉強をしておくことは,電験三種の受験にとても役立つのです。
数学の知識・学力
これは,「中学の数学(今のカリキュラムなら,1・2年の範囲)がだいたいわかる」というレベルでよいでしょう。
「忘れちゃったな~。やれば思い出すはずなんだけど。」という方は,中学生向けの参考書で勉強してみてください。
「中学1・2年の数学の総復習が10日間でできる!」というような趣旨の本(薄いもの)が,数百円で売られていたりします。
電験三種の受験までまだ期間があるこの時期,上記の勉強をしてみてはいかがでしょうか。
無料体験教室にお越しいただければ,具体的な書籍・参考書をご紹介できると思いますし,皆さんのこれまでの学習経緯などをお教えいただければ,個別にアドバイスできるとも思いいます。
ちなみに無料体験教室では,難しい電気回路計算や難しい数学は扱いません。
知っていて欲しいのは「足し算・引き算・オームの法則」くらいのものです。
ということで,無料体験教室にて皆さんとお会いできることを楽しみにしております。
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では。