「電圧」の苦い思い出
皆さんは電圧の概念を正しく理解されていますでしょうか。
「電気の初学者向けに書かれた本」を開けば,電圧とは何かということがサラッと簡潔に書かれています。
そのような簡潔な説明で,読んだ方が電圧の概念を正しく理解できるのであれば,何の問題もありません。
私は大学の電気工学科に通っていた当時,「電圧」の概念がよくわかっていませんでした。
中学生や高校生の頃も簡単な電子工作をしたりしていましたが,それでも「電圧」の概念がよくわかっていませんでした。
大学3年生のあるとき,ある本を読みました。
その本には,「電圧」についての説明が8ページ程度にわたってビッチリ詳しく書かれていました。
その時ようやく,「電圧ってこういう概念なのか」とわかった気になったのでした。
わからなかった期間が長かったぶん,感動も大きかったように記憶しています。
しかし「わからなかった期間が長かった」ことについては,単純に苦い思い出となっております。
電験三種の無料体験教室では,電圧という概念をどう捉えるべきなのか,かなりの時間を割いて詳しく説明しています。
簡単な演習もいくつかやっていただいています。
電圧についての説明の最後には,小学校の理科で扱う程度のごく簡単な回路において,電圧がどうなっているのかをワークシートに書き込んでもらいます。
この演習において,自信を持って正解を書ける方がどの程度いるかというと…ほとんどいらっしゃらないのが実情です。
電圧の概念がきちんと理解できないまま電験三種の勉強に取り組むのは,たとえて言うなら「アルファベットがよくわからないまま,英語の長文読解に取り組む」ようなものです。
つらく不毛な勉強が続くだけです。
(有料の)電験三種講座では「電圧」の概念について,無料体験教室のように時間をかけて説明することはありません。
「電圧」の概念をすでに理解されているという前提で講義しています。
ですから,(有料の)電験三種講座を受講される方は,ぜひとも無料体験教室を受講しておいていただきたいのです。
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お待ちしております。