電験三種における「合格率」の見方

電験三種の試験結果発表が明日に迫りました。

試験結果の発表に際して,細かいデータが記載されたPDFファイルも公開されます。
※昨年の試験結果発表のページはコチラ
http://www.shiken.or.jp/press/content160.html

いわゆる「合格率」を算出する式は分数で表すことが出来ますが,分子と分母はそれぞれ以下のようなものです。

  • 分子:今年合格した(=4科目揃った)人数
  • 分母:(すでに科目合格しているか否かにかかわらず)今年受験した人数

しかし,特定の科目のみの合格を目指して,今年合格する(=4科目揃う)ことを目指していない方々も多数いるわけです。
そのような方々が分母に入っているのですから,この「合格率」の持つ意味は少し薄いと言わざるを得ません。


受験する方にとって真に意味のある数字は,科目ごとの合格率です。
公表されているPDFファイルの一番うしろ「第3表 平成○○年度第三種電気主任技術者試験科目別内訳」に記載されている「合格率(C/B)」です。

※同じ表に記載されている「科目合格率(D/B)」は,今年合格した(=4科目揃った)人を計算式の分子から除外しているので,「科目ごとの合格率」を表しているわけではありません。ご注意ください。

皆さんは,「合格率(C/B)」を見たうえで,今年の試験を評価してください。


無料体験教室では,今年の「合格率(C/B)」や“標準的な”「合格率(C/B)」を紹介しながら,傾向と対策を説明いたします。

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