電験三種講座,講義紹介:電力2(原子力発電,他/変電・送電・配電)

予約受付を開始した講義について,簡単な紹介を書いてみたいと思います。

あくまでも「簡単な紹介」ですので,講義で扱う全ての項目に触れているわけではありません。

電力科目の2回目の講義は「原子力発電,他/変電・送電・配電」です。

原子力発電

核分裂反応について学習します。
(核分裂反応は,本質的には単なる「電気的反発力」によるものです。)

核分裂反応に際して質量が「減る」のですが,その際に放出されるエネルギーを計算します。

原子力発電の「燃料」について学びます。
(「燃料」といっても,べつに「燃える」わけでもなんでもないのですが)

原子力発電のシステムについて学びます。
とくに混乱しやすい「○○材」についての考え方を紹介します。

原子炉の,代表的な2つの方式について,その違いや特徴を学びます。

その他の発電

太陽光発電,風力発電,燃料電池発電などについて,その概要を学びます。

変電・送電・配電

変電所の設備について学びます。

変電所の設備を考える際,「第3高調波」についての理解が不可欠ですので,紹介します。
高調波については,高調波「電流」と高調波「電圧(起電力)」の関係が重要であると考えています。そのあたりの話も紹介できればと思っています。

三巻線変圧器について学びます。
「三次巻線に調相設備を接続すると,なぜ一次巻線から電源側の力率が改善されるのか」が理解できるでしょう。

三相変圧器の結線例を,電力系統を例に紹介します。

開閉設備について学びます。
似たような用語が違う意味で使われますので,よく理解しましょう。

調相設備について学びます。
代表的な4つの調相設備を比較しながら学ぶと効率が良いでしょう。


送配電線の設備などについて学びます。

まずは,線間距離とインダクタンスの大小について考察します。
簡単な考察が,幅広く応用できることを実感するでしょう。
そして,インダクタンスというものが(特に)送電において大きなテーマになることを知っておきたいところです。

送配電線の様々な設備について学びます。

コロナ放電について学びます
その際,簡単な回路を例に「電線の表面がどうなるのか」「電線の太さによって,電線表面の状態はどう変わってくるのか」を考察します。

表皮効果について学びます。
なぜ表皮効果が起きるのか,その原因となる現象は理論科目の講義で説明しています。

中性点接地方式について学びます。
その際,簡単な回路を例に,「非接地だとどうなるのか」「直接接地だとどうなるのか」を考察します。
※意外と誤解が多いところです。

電磁誘導障害,静電誘導障害について学びます。
「なぜそんなことが起こるのか」は,やはり理論科目の講義で説明しています。

避雷器についての考え方を紹介します。
コマ送りのような図を描いてみることで,動作を把握することができるでしょう。



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