電験三種・電験二種,「試験会場で使用できる用具」の実践的なご紹介
電験三種や電験二種1次試験における「試験会場で使用できる用具」については,「普通に」準備すれば特に問題はないと思います。
しかし,「不利な状況をなるべく回避したい」ということであれば,「慎重に」準備したいところです。
ここでは,実践的な話も含めて「試験会場で使用できる用具」をご紹介します。
HBの鉛筆又はHBの芯を用いたシャープペンシル,鉛筆削り
鉛筆派の方は,「不安を感じない本数」の鉛筆と,鉛筆削りを用意するとよいでしょう。
シャープペンシル派の方は,1本でもよいのかもしれませんが,予備も含めて3本用意しておけば安心でしょう。
※そのうちの1本に「芯を大量に入れられるタイプ」のものを選んでおくのもひとつの手です。
プラスチック消しゴム
予備がなくてもさほど困らないとは思いますが,不安なら予備も含めて3個用意しておきましょう。(私なら3個用意します)
なお,ひとつの机を2人以上で共用する場合,消しゴムで消す際には机をあまり揺らさないよう配慮したいものです。
(一般的には「縦方向」にこするより「横方向」にこすった方が,机を揺らさずに済みます)
電験は,定員のある入学試験とは違いますので,「ライバルに差を付ける」必要も無ければ「ライバルを蹴落とす」必要も無いのです。
30センチ以下の透明(半透明可)な定規
人によっては「そんなもの要らない」と考えるかもしれませんが,私なら「必ず」用意します。
なぜなら,「試験問題の図に定規をあてがうだけで答えが分かる問題」が出題されることがあるからです。
時計
「どのような時計が使用できないのか」については,受験案内をご確認ください。
試験会場には時計がないかもしれませんし,試験会場に時計があっても自分の席から見にくいかもしれません。
時計は必ず持ち込みましょう。
試験開始と試験終了の合図は,通常「係員の」時計をよりどころに行われます。
試験開始時に,係員の時計と自分の時計とが「何秒ズレているか」を確認しておきましょう。
電卓
「どのような電卓が使用できないのか」については,受験案内をご確認ください。
さて,問題は「何台持っていくか」です。
経験上「電卓がトラブルで使えなくなる」確率はとても低いと感じています。
しかしその確率がゼロではないことも確かなのですから,予備は持っていきたいところです。
なお,予備を持っていった場合,「机の上に何台置いておけるか」については,係員からなんらかの指示を受けることも想定されます。
その指示が「受験案内に記載されている内容とは明らかに異なる」のでなければ,素直に従ってください。
複数台持っていく場合,「同一機種に揃えるかどうか」を考えてしまうかもしれませんが,個人的にはあまり気にしていません。
同一機種に揃えたほうがよいのでしょうが,たとえばメインをシャープ製の大きな電卓にして,予備をシャープ製の携帯性に優れた電卓にしたところで,さほど困ることはないでしょう。
眼鏡,ルーペ
「小さい文字が見づらい」ということであれば,躊躇せずにルーペを持ち込みましょう。
ここまで読み進めていく中で,追加購入しておきたいものがリストアップされたのであれば,早めに購入されることをお勧めします。
応援しています。