電験三種,試験当日の服装や持ち物に関する実践的なご提案【2019年度版】
※【2018年度版】から加筆・修正しています。
いよいよ試験日が迫ってきました(今週末です)。
もはや慌てたりジタバタする時期ではありません。
個人差はあったとしても,それなりの努力をしてきたはずです。
これから試験までは(くどいようですが),
- 出来ることの確認
- 暗記物の整理
に注力するのがよいでしょう。
さて,【試験会場で使用できる用具】については既に紹介していますので,それ以外の服装や持ち物について,実践的な観点からいくつかご提案いたします。
(以下の話が試験結果を大きく左右することはないと思いますが,小さく左右することはあるでしょう)
服装
試験会場が寒いか暑いかは,その日になってみないとわかりません。
「寒い」といったら,以下のような状況を想定していください。
- キンキンに冷房が効いた部屋に,110分以上じっと座る。
なんなら冷風が当たり続けるかもしれない。
「暑い」といったら,最悪以下のような状況を想定してください。
- 試験開始後に,エアコンが停止してしまう。
いつ復旧するかも分からない状態で,室温がどんどん上昇しつづける。
30分後にようやくエアコンが復旧する。
たぶん蒸し風呂のような状態になり,頭は正常に働かず,腕からは汗がしたたり落ちて,問題用紙が水分でフニャフニャになるでしょう。
想像したくはありませんが,可能性としては否定できません。
ですから,寒さ対策として最低でも長袖の服が必要になりますし,寒がりな方はなにか羽織るものを持っていった方がよいでしょう。
暑さには,基本的には薄着で対応するしかありません。
鞄(カバン)
鞄を椅子の下,すなわち「人々が土足で歩き回るエリア」に置くよう指示されるかもしれません。
土足エリアに鞄を直接置きたくない方は,何らかの対策が必要となります。
何か敷くものがあればよいでしょう。
飲み物
試験中トイレに行きたくなることは避けたいです。
個人的には「水・お茶・コーヒー」の類いよりも,スポーツドリンクの方が「試験当日の飲み物」としては適していると感じています。
※あくまでも個人の感想です。
あとは,試験会場に「フタの付いた容器に入れた飲み物」を持ち込むとよいでしょう(ペットボトルに入った飲み物など)。
なぜなら,以前とある国家資格の試験において,以下のようなことがあったからです。
その日はかなりの酷暑で,さらにエアコンもあまり効かせられない状況にありました。
そうしたら,試験開始直前に「フタの付いた容器に入れた飲み物であれば,机の上に出して試験中に飲んでもよい」というアナウンスがあったのです。
そのような飲み物を持ち込んでいない方々からはブーイングが起こりましたが状況は変わらず,結局は「飲める人」と「飲めない人」がいる状況で試験が行われました。
試験会場の室温を十分に下げられない状態になったとき,試験の運営サイドが「臨機応変に」判断をすることは十分に考えられます(受験者が熱中症になってはいけませんから)。
ですから,「フタの付いた容器に入れた飲み物」を持ち込むことをお勧めします。
「フタの付いた」というのは,「倒れても中身がこぼれない」ということを意味しているのでしょう。
ですから,「フタは付いているけれどストローが刺さったまま」の容器は,たぶんダメだと思います。
食べ物
試験と試験の合間に軽くつまめるお菓子のようなものを持っていっても良いと思います。
コンビニなどでお弁当を買って会場で食べる場合,捨てるのに困るかもしれません。
※ゴミ箱が完全封鎖されている可能性も視野に入れてください。
ちなみに,「会場近くのコンビニ」からは食べ物がごっそり無くなっている場合もありますので,調達は「会場に近づく前」に済ませておきたいところです。
マスク
1枚ずつ袋に入ったマスクを何枚か持っていくと良いでしょう。
近くの席に,マスクもせずに咳をずっとしている方がいたらどうしましょうか。
私なら,マスクを1枚差し上げます。
喜ばれると思いますし,自衛にもなります。
参考書・ノートなど
「この参考書を持っていくべきか否か」と悩んだ場合,私なら持っていきます。
結構かさばるかもしれませんが,参考書やノート専用の手提げでも用意すれば,さほど困ることもないでしょう。
受験案内
紙の受験案内をお持ちなら,持参したいところです。
紙の受験案内をお持ちでなければ,PDFファイルをスマートフォンなどに入れて,「インターネットに接続しなくても」閲覧できるようにしておきたいです。
受験案内には,試験当日の問い合わせ先なども載っています。
受験票・写真票
しつこいようですが,写真票に写真を貼りましたか?
まだの方は,試験前日までに貼っておきたいものです。
顔写真入りの身分証明書(運転免許証など)
たぶん出番はないと思いますが,何かの時に役立つかもしれません。
ということで,服装と持ち物に関して実践的な提案をしてみました。
参考にしていただければ幸いです。