電験三種(上期)・電験二種/電験一種の受験案内が公表されました

電験三種(上期)・電験二種/電験一種の受験案内が公表されました。

https://www.shiken.or.jp/method/index.html

令和5年度からは電験三種にて,従来どおりの「筆記方式」か,新しい「CBT方式」を選ぶことになります。

CBT方式では1科目づつ別の日に受験することもできるので,様々な勉強プランを思いつくかもしれません。

これは大きなメリットでしょう。

しかしそれ以外で気になる点もありますので,いくつかリストアップしてみましょう。

申込時は全員が「筆記方式」を申し込んだことになり,その後の「CBT方式へ変更期間」内にCBT方式への変更作業をしなければならない

つまり,「受験の申込」と「CBT方式への変更」をという2つの作業を,別々の時期に行うことになります。

「CBT方式の体験版」は「CBT方式会場予約期間中 」に公開される

つまり今現在は「CBT方式の体験版」を試すことができません(電気工事士試験用のはありますが)。

CBT方式会場予約期間中にCBT方式の体験版を試してから,CBT方式に変更するかどうかの最終的な判断をなさるとよいでしょう。

電卓は持参したものを持ち込めるが,台数は1台まで

つまり,試験中にその1台が故障すると,それ以降は電卓を使わずに問題を解くことになります。

筆記方式においては台数の制限は特に記載されていません。

「複数科目を連続して予約 」した場合は,休憩時間は7分

つまり,7分より多くの休憩を取りたい場合は,「複数科目を連続して予約」ではなく「各科目を個別に申し込む」必要があります。

メモ用紙は持ち帰れない

つまり,どの問題ができてどの問題ができなかったのかという事後の検証がしづらくなります。


以上,気になる点をザッと挙げてみましたが,上記以外にもシステム上の「理解しておかなければならない細かいポイント」がいくつもあるなと感じました。

CBT方式での受験を予定されている方は,受験案内を熟読なさるとよいでしょう。


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