電験三種,勉強の進め方

分厚い参考書や過去問題集を前にして,まっさきに思いつく進め方は「試験日から逆算して,この本はいつまでに終わらせなければならないから…1日○○ページ進めよう」というものでしょう。

いわば「ノルマを決める」進め方です。

この進め方は,あまりよくないと考えています。

この進め方だと,勉強しているテーマがよく理解できなくても,ノルマがちらつくものだから「表面的な理解」で先に進んでしまうからです。

これでは,基礎的なことを十分理解することは出来ないでしょうし,ひいては応用力も付きません。


当講座で推奨しているのは「勉強開始当初は,とにかく基礎を掘り下げることに注力する」進め方です。

最終的には電験三種の問題(応用力が問われる問題)を解かなければならないのに,基礎を掘り下げてばかりいては目標地点に近付けない気がして,不安になるかもしれません。

しかし「基礎をどれだけ掘り下げたか」が,その後の実力の伸びを決めるのです。

では「基礎を掘り下げることに注力する」のはいつ頃までやればよいのでしょうか。

一つの目安は,3月末までです。勉強がはかどっていなかったとしても,5月のゴールデンウィークあたりまでが限度でしょう。

※ゴールデンウィーク以降は,過去問題を解くことに時間を割きたいです。


無料体験教室では,「電圧」という身近な例を題材に

  • 基礎を掘り下げるとはどういうことか
  • 基礎を学んでそれを応用するというのはどういうことか

を体験していただけると思います

お待ちしています。

では。