電験三種,本気の電卓選び
〈2018年7月20日(金)追記〉
「電験のための電卓講座」をはじめました(無料動画による講座です)。
具体的なオススメ機種も紹介しています。【動画はコチラ☞】
適切な電卓を選び,正しく使いこなせれば,学習効率はアップするし,問題を解く時間の短縮も図れます。
ここでは,電卓の選び方を紹介いたします。
※なお,基本的な制約(関数電卓はつかえない,ルート機能は必須,など)は,受験案内で確認してください。
http://www.shiken.or.jp/examination/index03.html
電卓選びの話をする前に,「使いこなしたい機能」を挙げておきましょう。
使いこなしたい機能
- 累乗機能(主に2乗)
- 逆数機能
- メモリ機能
これらについては,いろいろな方が説明されているので割愛しますが,そもそも電卓の取扱説明書に書かれている機能です。
取扱説明書を一度じっくり読んでみてはいかがでしょうか。
(逆数機能は明示的に書かれていないかも知れませんが…)
※当講座では,使いこなしについて丁寧かつ継続的に説明しています。
では,いよいよ電卓を選ぶ際のポイントを見ていきましょう
逆数が「÷」「=」で得られる製品を選ぶ
たとえば,5の逆数をとる(1/5を計算する)ときに,
「5」「÷」「=」
と押せば「0.2」と表示されるものを選ぶ,ということです。
製品によっては,逆数をとるのに「÷」「÷」「=」「=」と押さなければならないものがあります。
このような製品はたいてい,メモリ機能と組み合わせて使おうとしたときに,「直感とは相容れない」操作をしなければなりません。
できれば避けたいところです。
※逆数機能は頻繁に使いますから,「÷」キーと「=」キーが妙に離れすぎている製品は,使いにくい可能性があります。
桁数が12桁(以上)の製品を選ぶ
「大きな数の逆数」をとると,ものすごく小さな値が得られます(0.0000000XXXXなど)。
このとき,電卓の桁数が多くないと,演算精度を大きく落としてしまうことがあります。
一般的な電卓の桁数は,8桁,10桁,12桁ですから,12桁のものを選べばよいでしょう。
「少数点やカンマ」が大きく表示される製品を選ぶ
これは,視力との兼ね合いにもなりますが…。
「少数点やカンマ」が小さく表示される製品と,大きく表示される製品とがあります。
見まちがいを防ぐためにも,大きく表示される製品を選びたいです。
以上で,電卓選びのポイントを押さえることができました。
では,「いつ買うか」とうことですが,当講座を受講予定の方は,まだ買わなくても結構です。
1回目の講義(オリエンテーション/数学講座)にて,「どのメーカーがよいか」といったことまで含めて説明いたします。
それから買っても十分間に合います。
なお,無料体験教室には,電卓をお持ちいただかなくても結構です。
無料体験教室で行う計算は,ごく簡単なもの(暗算で行えるもの)しか登場しませんので。
また,無料体験教室のお越しいただいた際に,電卓選びについてご相談いただければ,可能な範囲で回答させていただきます。
無料体験教室にご興味をお持ちの方は,「予約する」ボタンからご予約のうえお越しください。
お待ちしております。
では。