電験三種,「10年分の過去問」に“いつ”着手すべきか

※2019年8月14日(水)追記 【過去問題への取り組み方・選び方】はコチラ

電験三種の試験対策として「10年分の過去問を○周やる」というものがあります。

これには私も賛同いたします。

「○周」の部分は,良く理解できている方なら「1周」でも十分でしょうし,万全を期したいのであれば「2周」あるいは「3周」すればよいでしょう。


ここで重要なのは,「10年分の過去問」に“いつ”着手するか,ということです。

とんでもなく分厚い過去問題集を目の前にすると,人によっては
「相当早い時期に着手しないと,間に合わないぞ」
と思うことでしょう。

そこで「計画性の高い」方は,1月から着手したりするのです。

私は最初,このような「計画性の高い」方々を見て感心していたのですが…
驚いたことに,このような方々は軒並み,試験時期になっても実力が上がってこないのです。

やはり,基礎があやふやな状態でいくら過去問題(=応用的な問題)をやったところで,実力(=応用力)はつかない,ということなのでしょう。


では“いつ”着手すべきなのか。

これは,その人の受験計画や使える時間にもよるでしょうが,大まかな目安としては

  • ゴールデンウィークから

あるいは

  • ゴールデンウィーク明けから

でよいと考えています。


昨日の話ともかぶりますが,今年の試験問題=すなわち過去問題の解答をいくつか読んでみても内容が理解できないようであれば,まだ過去問題=応用的な問題に取り組むのは時期尚早なのです。

基礎を見直すことに注力することこそが,最終的に大きな成果につながります。

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