電験三種は「不合格になったら意味がない」のかどうか
電験三種の合格発表が近づいてまいりました。
すでに自己採点はできているでしょうから,皆さんは各科目について
- 合格を確信している
- 不合格を確信している
- 合格点がどうなるかで合否が分かれる
の3つのうちのどれかに該当していることでしょう。
スポーツ選手はよく「勝たなければ意味がない」と言います。
では電験三種は,「合格しなければ意味がない」のでしょうか。
(「合格しなければ,1年間の努力が無駄になるのかどうか」という設問です。)
私はそうは思いません。
1年間それなりに勉強した方は,2つ「実感」を持っているはずです。
- かけた労力がどのくらいか
- どの程度の実力が付いたか
ですから,
「これくらいの労力をかけた結果,この程度実力が付いた。ならば来年も継続して学習してみよう。」
という判断ができるかもしれませんし,
「かけた労力の割には,あまり実力が付いた実感がないな。ならば学習のターゲットを少し下げてみよう。」
という判断ができるかもしれません。
学習のターゲットを下げるというのは,たとえば電験三種の勉強をする前に,電気工事士の筆記試験対策にとりくんでみるということです。
(電気工事士試験を受験しろと言っているわけではありません)
不合格になったことを,気にしすぎないようにしてください。
不合格というのは,「試験を受けた時点で,実力が合格レベルに達していなかった」というだけのことであって,べつに人格が否定されたわけではないのです。
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