電験における電卓の使い方を紹介します。

使い方01:設定

まずは設定です。

あまり意識したことがないかもしれませんが,仕様を理解した上で「こう設定しておくべきだ」と自信を持つことが大切です。

これを機に,電卓の取扱説明書に一度目を通してみてもよいのではないでしょうか。
意外な発見があるかもしれません。

※隠したつもりの指示棒がチラッと見えているのは,見なかったことにしてください…。


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使い方02:基本操作

説明されている内容のほとんどは,既に皆さんご存じの内容かとは思われますが,自分の理解に穴がないかどうか,いまいちどご確認ください。

※動画では説明していませんが,たとえば [+] と押すべきところで誤って [×] を押した場合,その後 [+] と押して計算を進めれば,[×] は押さなかったことになります。

 

使い方03:2乗

カシオタイプの場合,2乗はシャープタイプと同じですが,3乗以上の操作は以下のようになります。

  • [×] [×] [=] で2乗を計算し,
  • あとは [=] を1回押すごとに3乗,4乗…と計算される。

 

使い方04:逆数

カシオタイプの場合は,逆数を取るには [÷] [÷] [=] [=] などと操作しますが,その直後に [M+] [M-]を押すつもりなら,[÷] [÷] [=] と操作します。

 

使い方05:メモリ機能

メモリ機能自体はさほど難しいものではありませんから,すでに使いこなしている方も多いでしょう。

しかし,すでに使いこなしている方にとっても,

  • [R・CM] キーが付いてるタイプの電卓における,メモリクリアのタイミング(2:57~)
  • 「Mマーク」はどんなときに点き,どんなときに消えるのか(5:01~)

といった話は参考になるかもしれません。

また,「メモリ機能は中身が見えないからどうも苦手…」という方のために,iOSの電卓アプリによる解説も付けておきました。(6:40~)

これであればメモリの中身が見えていますので,どういう動きをしているのかが分かりやすいと思います。
※もちろん,試験の時は使えませんが。

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使い方06:GT機能

GT機能の「便利な使い方」については,電験二種や電験一種の2次試験に挑む方にこそ活用して欲しいと思っています(2:07~)。

私自身,電験一種に挑戦しているときには常用していました。

 

使い方07:パーセント機能

パーセント機能については,機能自体を理解していれば「少しは」役に立つかもしれません。

 

使い方08:応用例

例題は5つ「しか」紹介していませんが,応用するに当たって必要な要素はほとんど入れてあります。
ですから,あとは皆さん自身で個々の事例に応用できるものと思われます。

すでに電卓を使いこなしている方も,是非ご覧ください。
たぶん,皆さんが知らなかった使い方が1つか2つは紹介されていると思います。
(あくまでも「たぶん」です)

ということで,できるだけ早い時期に電卓の使い方を習得して,その後の「学習時間の節約」にお役立てください。


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電卓操作にまつわる誤解

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